渇愛 原作+CD感想(*'▽'*)
ヤンデレ、執着攻め。何て素敵な響き(*´ω`*)
私の中で(常に)絶賛ヤンデレドロドロBL祭り開催中なのでJUNE系作品を漁っています。
と言うことで、吉原理恵子先生の「渇愛」を読みました。CDも買ってみました。
*原作感想*
好き嫌いが分かれそうな攻めだけど、私はめちゃくちゃ萌えました。何だか初めて読む感じの攻めでした。思いやりのかけらもない人非人で、まさに「凶悪」と言う言葉がぴったりだけど、和也にだけ異常な程執着する玲二。他人に何の興味も持たないのに、和也の友人に探りを入れたり勝手に合鍵を作ったりちょっとストーカーチックです。作中で散々たらしのエゴイストと言われますが、たらしというか本能のままに行動する獣?って感じです。百獣の王系の攻め。頭の中和也と性欲しかなさそう。
対する兄の和也は読めば読むほどできた人間だな〜と思える男前受け。傍若無人な玲二に一方的に劣情を押し付けられ、理不尽に攻められても、一人の人間として玲二に向き合うことができる懐の深さがすごい!というか、モラルや倫理観が欠如している玲二にとっては欲望の赴くままに兄を犯すことなど日常の一部なんでしょうけど、真っ当に生きてきた和也にとってはイレギュラーきわまりないよ…
常識と快楽の狭間で揺れ動き、それでも玲二の想いを受け止める手段として玲二との行為を受け入れる和也。うーんすごい魅力的な兄だなあ…
ひとつだけ腑に落ちないのは、下巻の最後で森島明人に和也を抱かせたことです。あれほど独占欲が強い玲二がなぜ他人と共有するようなことをしたのか本当に分からない…本当に血の繋がった兄弟は彼かもしれないから?
うーん…謎(´ー`)
脇も気になります。個人的には高志がタイプです。高志→和也に感じられる描写もあったのでもう少し見たかったな。
*CD感想*
61分+69分+79分の三枚組と言う超大作!
独占欲剥き出しの子安さん@弟が凄みまくるのがめちゃくちゃ怖くて最高でした(*´ω`*)
松本さん@兄の追い詰められてギリギリな感じも最高!悲鳴のような喘ぎがとっても良いです(〃ω〃)ムフフ
お二人とも演技が上手すぎて始終ドキドキしながら聴きました。
続きはCDでしかないそうなので早速買ってしまいました(*'▽'*)
続きも三枚組なので心して聞いてきます。